「あ、久しぶりにローゼンメイデンが見たいな」「名前は知ってるけど、アニメはどこで見れるんだろう?」
ふとそんな風に思って検索してみると、シリーズがたくさんあってどれから見ればいいのか分からなかったり、配信サイトが多すぎて迷ってしまったりしますよね。実は私自身、最近になって無性に真紅や水銀燈たちに会いたくなり、改めて視聴環境を調べてみたんです。
特にローゼンメイデンは、2004年の旧アニメ版と2013年の新アニメ版でストーリーが分岐するという、ちょっと複雑な構成をしています。適当に見始めると「あれ、話が繋がらない?」なんてことになりかねません。
また、お得に楽しむための無料トライアルの活用法や、最近のアニメ配信サービスの料金改定のニュースなど、知っておかないと損をする情報もあります。
そこで今回は、ローゼンメイデンのアニメがどこで見れるのか、全シリーズを網羅しているおすすめの配信サイトや、失敗しない見る順番について、私なりの視点で分かりやすくまとめてみました。
これからドールたちの耽美な世界に浸りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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記事のポイント
- ローゼンメイデン全シリーズを実質無料で一気見できる配信サイト
- NetflixやAmazonプライムビデオでの現在の配信状況
- 2004年版と2013年版の違いと、初心者が絶対に見るべき正しい順番
- 違法サイトのリスクと、安全かつ高画質で楽しむための賢い方法
※本記事の情報は執筆時点(2025年12月)のものです。最新の配信状況や料金については、必ず各公式サイトをご確認ください。
ローゼンメイデンのアニメはどこで見れる?推奨サイト比較
結論から言うと、ローゼンメイデンのアニメシリーズを「見放題」で、なおかつ「全作網羅」している主要なサービスは、U-NEXT、dアニメストア、DMM TVの3つが最強です。
他にも動画配信サービスはたくさんありますが、作品数が少なかったり、シリーズの一部しか配信していなかったり(例えば『オーベルテューレ』だけ抜けているなど)、あるいはポイント課金が必要だったりと、ローゼンメイデンを一気見するには不向きなサイトも少なくありません。
それぞれのサービスに「漫画も読める」「とにかく安い」「コスパが良い」といった特徴があるので、あなたのライフスタイルや予算に合ったものを選べるように、まずはスペックを比較してみました。
| サービス名 | 月額料金(税込) | 無料期間 | 特徴 |
| U-NEXT | 2,189円 | 31日間 | 漫画も読める・画質が良い |
| dアニメストア | 550円 (※2026年〜改定予定) | 31日間 | アニメ特化・作品数が多い |
| DMM TV | 550円 | 14日間 | コスパ最強・エンタメ充実 |
| Amazonプライム | 600円 | 30日間 | 別途チャンネル登録が必要な場合あり |
全話を無料で視聴できる配信サービス
「とりあえずお金をかけずに全話見たい!」というのが本音ですよね。その願いを叶える最も賢い方法は、各社が公式に提供している無料トライアル期間をフル活用することです。
「無料トライアルって、本当にタダなの?」「解約が面倒なんじゃない?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、ご安心ください。私も実際に何度も利用していますが、期間内に解約手続きを行えば、料金は1円もかかりません。
これは企業側が「まずはサービスの良さを知ってほしい」と考えて提供している正規のキャンペーンなので、利用しない手はないんです。
特にU-NEXTとdアニメストアは、どちらも「31日間」という非常に長い無料期間を設けています。ここで少し計算してみましょう。ローゼンメイデンのアニメシリーズは以下の構成になっています。
- 第1期:全12話
- 第2期(トロイメント):全12話
- 特別編(オーベルテューレ):全2話
- 新アニメ版(2013):全13話
合計で約39話です。アニメ1話あたりオープニングやエンディングを含めて約24分とすると、全話を消化するには約16時間ほどかかります。
もし無料期間が1週間しかなければ、学校や仕事の合間にこれを見るのはかなりハードですよね。寝る時間を削ることになってしまうかもしれません。
しかし、31日間あればどうでしょうか。平日忙しくて見られなくても、土日にまとめて5〜6話ずつ見るだけで、余裕を持って完走できる計算になります。
自分のペースでゆっくりと、あの美しいゴシックな世界観に浸ることができるわけです。一方で、DMM TVは無料期間が「14日間」と少し短めです。こちらは「今度の連休に一気に全部見るぞ!」という短期集中型の方に向いているかもしれません。
無料期間を使い倒すコツ
無料期間終了日の翌日から、自動的に1ヶ月分の月額料金が発生します。「1日過ぎただけなのに!」とならないよう、スマホのカレンダーやリマインダー機能を使って、登録日の時点で「解約予定日」を通知設定しておくのが一番の安パイです。
NetflixやAmazonプライムの配信状況
普段から利用者の多いNetflixやAmazonプライム・ビデオでローゼンメイデンが見られたら一番楽ですよね。私もすでに会員なので、まずはそこからチェックしました。
しかし、2025年現在の状況をお伝えすると、この2つのサービスだけで全シリーズを快適に視聴するのは少し難しいというのが正直なところです。
まずNetflixですが、配信ラインナップの入れ替わりが非常に激しいのが特徴です。オリジナル作品や海外ドラマには圧倒的な強さを持っていますが、2000年代の深夜アニメに関しては「配信されていない」か、あっても「第1期だけ」というケースが目立ちます。
私のリサーチ時点でも、ローゼンメイデンの全シリーズが常時安定して配信されているとは言い難い状況でした。「検索しても出てこない…」という徒労感を味わいたくないなら、最初からアニメ専門のサービスを選んだ方が無難です。
次にAmazonプライム・ビデオです。こちらは「配信ページ」自体は存在することが多いので、「お!見れるじゃん!」とぬか喜びしがちです。
しかし、いざ再生ボタンを押そうとすると「dアニメストア for Prime Video」や「アニメタイムズ」への登録が必要ですという表示が出ることが多々あります。
これはどういうことかというと、Amazonプライムの会費(月額600円)とは別に、追加でチャンネル月額料金を支払わないと見られない仕組みなんです。
これを知らずに登録してしまうと、プライム会費+チャンネル会費の二重払いになってしまいます。
もちろん、それぞれのチャンネルにも無料体験期間はありますが、管理が複雑になりますし、それなら本家本元のdアニメストアやU-NEXTに登録した方が、アプリの使い勝手も良く、作品検索もしやすいのでおすすめです。
U-NEXTなら原作漫画も読めてお得
私が個人的に「ローゼンメイデンを楽しむならここが最適解」だと感じているのが、U-NEXTです。月額料金は2,189円(税込)と、他の動画配信サービスに比べると確かに高額です。「アニメ見るだけで2,000円超えはちょっと…」と躊躇する気持ち、よく分かります。
ですが、U-NEXTは単なる動画配信サイトではなく、「動画も電子書籍も楽しめるエンタメ総合デパート」なんです。これがローゼンメイデンという作品と驚くほど相性が良い理由があります。
ローゼンメイデンは、アニメ版と原作漫画版でストーリー展開が大きく異なる作品です。特にアニメの第2期『トロイメント』は完全オリジナルストーリーですし、2013年版アニメは原作の途中から分岐したパラレルワールドを描いています。
そのため、アニメを見終わった後に「原作ではどうなったんだろう?」「アニメで描かれなかった真の結末を知りたい」という欲求が必ず湧いてくるはずです。
そんな時、U-NEXTならアプリを切り替えることなく、その場ですぐに原作漫画を購入して読むことができます。しかも、U-NEXT会員には毎月1,200円分のポイントが付与されます(無料トライアル中でも600ポイントもらえます!)。
このポイントを使えば、コミックスを実質無料で1〜2冊読むことができるんです。
さらに、U-NEXTは画質の良さにも定評があります。ローゼンメイデン特有の、あの薄暗い洋館の雰囲気や、ドールたちの衣装の繊細なレースの描写、真紅の瞳の輝きなどは、ビットレートの低い配信サイトだとブロックノイズで潰れてしまいがちです。
フルHDの高画質で、かつダウンロード機能を使って通信量を気にせずオフライン再生できるU-NEXT環境は、作品の美しさを損なわずに楽しみたい方にとって、価格以上の価値があるはずです。
dアニメストアの値上げ前に見るべき理由
「漫画は持ってるからアニメだけでいい」「とにかくコストを抑えたい」という方には、やはりdアニメストアが最強の味方です。
月額550円(税込)というワンコイン価格で、5,700作品以上のアニメが見放題になるのは、業界を見渡しても破格のコストパフォーマンスと言えます。
アニメに特化しているだけあって、機能面も「分かってる!」と言いたくなる仕様ばかり。
例えば「オープニングスキップ機能」は、一気見する時には神機能ですし、再生速度を1.0倍から2.0倍まで細かく変更できる機能は、忙しい現代人の「タイパ(タイムパフォーマンス)」需要にバッチリ応えてくれます。
ローゼンメイデンのようにシリーズが多い作品を、連休中に一気に消化したい時には本当に重宝します。
しかし、ここで皆さんにどうしても伝えておきたい重要なニュースがあります。長年価格を維持してきたdアニメストアですが、2026年から月額料金の大幅な値上げが予定されているのです。
dアニメストア価格改定情報(2025年時点の発表)
- 2026年2月1日より:App Store経由での契約などが月額760円(税込)へ
- 2026年2月10日より:Google Play経由での契約が月額760円(税込)へ
約200円の値上げは、年間で考えると2,400円以上の差になります。「まだ先の話だからいいや」と思っていると、あっという間にその時は来てしまいます。
もしあなたが「いつかローゼンメイデンを見返したいな」と思っているなら、迷わず今の550円の期間中に契約して視聴してしまうことを強くおすすめします。
DMM TVは月額550円で見放題
最近、テレビCMなどでもよく見かけるようになり、猛烈な勢いでユーザーを増やしているのがDMM TVです。月額550円(税込)という価格設定は、明らかにdアニメストアを意識したライバル価格と言えるでしょう。
DMM TVの最大の魅力は、「アニメ以外のサブカルチャーコンテンツ」の充実度です。dアニメストアがアニメ純度100%なのに対し、DMM TVは「2.5次元舞台」や「特撮」、「声優バラエティ番組」なども見放題に含まれています。
ローゼンメイデンが好きな方は、おそらくゴシックな世界観や、キャラクター性の強いコンテンツがお好きなのではないでしょうか? もしそうなら、DMM TVで配信されているミュージカル作品や、舞台版のコンテンツなども一緒に楽しめる可能性が高いです。
アニメも見たいけど、たまには他のエンタメ動画も見たいという「欲張りセット」を求めているなら、DMM TVが最もコスパが良い選択肢になります。
ただし、登録時に絶対に気をつけてほしい「落とし穴」が一つだけあります。
【重要】無料トライアルを受けられないケース
DMM TVの無料トライアル(14日間)に申し込む際、支払い方法の選択画面で「DMMポイント」を選んでしまうと、無料期間が適用されず、登録した瞬間に550円が課金されてしまいます。これを避けるためには、必ず「クレジットカード決済」か「キャリア決済(ドコモ払いなど)」を選択してください。
違法サイトAnitube等の危険性とリスク
ネットで「ローゼンメイデン アニメ 無料」と検索すると、AnitubeやB9、GogoAnime、KissAnimeといった海外の違法アップロードサイトがヒットすることがあります。
「登録とか面倒だし、タダで見れるならそこでいいじゃん」と魔が差してしまうこともあるかもしれません。ですが、ITリテラシーのある友人として忠告させてください。それらのサイトは絶対に利用してはいけません。
リスクは大きく分けて2つあります。一つは「法的リスク」、もう一つは「セキュリティリスク」です。
まず法的リスクについてですが、著作権法が改正され、違法にアップロードされた動画だと知りながらそれをダウンロード(保存)する行為は、刑罰の対象となりました。
さらに、最近では「リーチサイト」と呼ばれる、違法動画へのリンクを集めたサイトの運営自体も厳しく取り締まられています。政府もこの問題には本腰を入れており、悪質なケースでは逮捕者も出ています。(出典:政府広報オンライン『「侵害コンテンツ」は許さない!』)
そして、より身近で恐ろしいのがセキュリティリスクです。違法サイトの運営者は、ボランティアで動画をアップしているわけではありません。彼らの目的は、広告収入や個人情報の奪取です。
- サイトを開いた瞬間に「ウイルスに感染しました」という偽の警告が出て、怪しいアプリをインストールさせられる。
- バックグラウンドで「マイニングスクリプト」が動き、スマホのCPUを勝手に使われてバッテリーが異常に発熱・劣化する。
- フィッシング詐欺サイトに飛ばされ、クレジットカード情報を盗まれる。
たかだか数百円のレンタル代をケチった結果、数万円のスマホが壊れたり、カードを不正利用されたりしては、元も子もありませんよね。
何より、私たちが正規のサービスでアニメを見ることは、大好きな『ローゼンメイデン』というコンテンツを守り、原作者のPEACH-PIT先生やアニメ制作スタッフに正当な対価を届けることにつながります。
20周年を超えてもなお、ポップアップストアなどの展開が続いているのは、ファンが正規ルートで応援し続けてきたからです。ぜひ、胸を張って安全な公式サイトで視聴しましょう。
ローゼンメイデンのアニメはどこで見れるか確認後の視聴順
「よし、配信サイトは決まった! いざ見よう!」と思ったそこのあなた、少しだけ待ってください。ローゼンメイデンには、初見殺しとも言える「見る順番の罠」が存在します。
シリーズがたくさんある上に、途中で制作会社が変わったり、ストーリーが分岐したりしているため、適当に再生ボタンを押すと「え? 前回の続きじゃなくない?」と混乱してしまう可能性が高いのです。
ここからは、ローゼンメイデンの世界観を120%楽しむための、失敗しない視聴ルートを詳しく解説していきます。
初心者必見のアニメを見る順番と時系列
初めてローゼンメイデンに触れる方、あるいは昔見た記憶がおぼろげな方は、以下の順番で視聴するのが「王道」であり、最も物語を深く理解できるルートです。
この3作品は、全て「NOMAD(ノーマッド)」という制作会社が手掛けています。監督や脚本家も同じチームなので、キャラクターの性格、声優さんの演技、独特の演出(人形劇のような不気味さと可愛さの融合)が一貫しています。
まずはこの3部作を通して見ることで、ローゼンメイデンという作品の基礎、ドールたちの関係性、そして「アリスゲーム」の残酷さと美しさをしっかりとインプットしてください。
2013年版の新アニメと旧作の違い
さて、視聴者を最も悩ませるのが、2013年に放送された『ローゼンメイデン(新アニメ版)』の存在です。「これは第3期なの? それともリメイク?」という疑問を持つ方が多いのですが、正解はそのどちらでもあり、どちらでもありません。
この2013年版を理解するキーワードは「パラレルワールド」です。物語の途中で、主人公のジュンに「まきますか まきませんか」という手紙が届く有名なシーンがありますよね。
- 「まいた」世界 → 旧アニメ版(第1期〜トロイメント)の物語へ
- 「まかなかった」世界 → 2013年版(新アニメ)の物語へ
つまり、2013年版は「もしもジュンが真紅のネジを巻かなかったら?」というIFの世界、大学生になったジュンの物語を描いています。これは原作漫画の連載が『コミックバーズ』から『週刊ヤングジャンプ』に移籍した際の設定(通称:YJ連載版)に準拠しています。
注意してほしいのは、2013年版の第1話です。この第1話は、旧アニメ版の第1期の内容をものすごいハイスピードでダイジェスト的に振り返りながら、パラレルワールドへの分岐点までを一気に描くという、非常に特殊な構成になっています。
そのため、旧作を全く知らずにいきなり2013年版から見始めると、「誰このキャラ?」「何が起きてるの?」と完全に置いてけぼりを食らいます。
画質もきれいな最新作から見たい気持ちは分かりますが、最低でも旧アニメ版の第1期を見て、基本設定とキャラクターを把握してから2013年版に進むのが、挫折せずに楽しむための鉄則です。
トロイメントや特別編の見どころ解説
第2期の『トロイメント』について、もう少し深掘りしておきましょう。このシリーズは、原作漫画がまだ連載中だった時期に制作されたため、後半から結末にかけては完全なアニメオリジナルストーリーになっています。
「原作と違うなら見なくていいや」と思うのは早計です。むしろ、原作ファンの中にも「トロイメントの結末が一番好き」という人がいるほど、アニメ史に残る名作として評価されています。
最大の見どころは、アニメオリジナルのドール「薔薇水晶(ばらすいしょう)」の登場です。彼女のミステリアスな存在感と、あまりにも悲劇的で美しいラストシーンは、当時の視聴者に強烈なトラウマと感動を与えました。
そして、特別編の『オーベルテューレ』。これは第1ドール・水銀燈(すいぎんとう)ファンのための作品と言っても過言ではありません。
第1期では冷酷な悪役として描かれていた彼女が、なぜあそこまで真紅に執着し、憎むようになったのか。その悲しい「始まりの物語」が描かれます。
『トロイメント』を見終わった後に『オーベルテューレ』を見ると、水銀燈というキャラクターの深みが一気に増し、もう一度第1期から見返したくなること間違いなしです。
たった2話ですが、作画のクオリティも非常に高く、絶対にスキップしてほしくないエピソードです。
ローゼンメイデンのアニメはどこで見れるか総括
長くなりましたが、今回ご紹介した「ローゼンメイデン」の視聴ガイドをまとめます。
ローゼンメイデンは、単なる「可愛い人形が出てくるアニメ」ではありません。
引きこもりの少年の葛藤と成長、姉妹であるがゆえに戦わなければならないドールたちの悲哀、そして「自分の意志で運命を選ぶ」という普遍的なテーマが込められた、非常に文学的な作品です。
20年以上経ってもなお、多くのファンに愛され続けている理由が、きっとあなたにも分かるはずです。
この記事が、あなたが「まきますか まきませんか」の選択の先にある、素晴らしい物語に出会うきっかけになれば嬉しいです。ぜひ、あなたにぴったりの配信サービスを見つけて、薔薇乙女たちの優雅で熾烈な戦いを見届けてくださいね!
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